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Going & What Happened
進行中の連載や、テレビの出演予定など、最新情報をお知らせします。
【連載】季刊誌『考える人』(新潮社)「考える短歌」
..........新潮社のHP「考える短歌」のコーナーから、短歌の投稿ができます。ご応募ください。→考える短歌
【選と評】『読売新聞』「読売歌壇」選と評 1996年6月より毎週日曜版掲載
..........毎週約2000通もの葉書の投稿作品が届きます。その中から10首を選び、簡単な評をつけて紹介しています。
●いろいろなご縁で、選者などを務める機会が増えました。現在、このような賞の審査員を務めています:
「創作四字熟語」
「流行語大賞」
「家族を歌う 河野裕子短歌賞」
【aword】歌集『プーさんの鼻』により2006年の第11回若山牧水賞を受賞しました。(2006年11月)→若山牧水賞について
【book】小説『トリアングル』が文庫になりました。(2006年9月)水野温子さんの素敵なイラストの表紙です。解説を松尾スズキさんに書いていただきました。「...この本は恋愛小説の形をとりながら、人が生き続ける意味を問うているような気がします」(解説より)
【book】私の四冊目の歌集となる「プーさんの鼻」を出版しました(文藝春秋刊、本体1,238円、2005年10月)。同時にこれまでの歌から394首を選んだ自選歌集「会うまでの時間」も出版されました(文藝春秋刊、本体1,238円)。
文藝春秋の新刊案内へ(私の声のメッセージがあります)→ http://www.bunshun.co.jp/tawara/
「プーさんの鼻」についての小泉今日子さんの素敵な書評が掲載されました。
→読売新聞の記事へ
【book】「花咲くうた 三十一文字のパレット3」(中央公論新社、定価1300円=税別)が刊行になりました。(2005年7月)
雑誌「中央公論」に1990年1月号から2005年3月号まで十五年間連載された人気の現代短歌鑑賞記の、完結編です。 めぐる季節、変わる街並み、揺れる心・・・。
うつろいやすい日々のなか、ふと立ち止まる一瞬を捉えた選りすぐりのうたを、やさしく読み解く短歌案内エッセイです。
【aword】『愛する源氏物語』が第14回紫式部文学賞を受賞いたしました。ありがとうございます。
紫式部文学賞は、紫式部にゆかりの深い宇治市の設定による賞です。女性作家を対象にその年の前年にうまれた最も優れた作品に贈呈され、学問的な研究から純文学小説や大衆小説、短歌などと対象は幅広く、受賞者の年齢も20代から90代に渡っている、とのことです。昨年度は大庭みな子さん、その他これまでに江國香織さん、吉本ばななさん、川上弘美さんなどが受賞されています。
【work】雑誌『文藝』2004冬号(河出書房新社、定価1000円)に「特集 俵万智」が掲載されました。→『文藝』へ
【book】新潮新書『考える短歌』を2004年9月に出しました(新潮社、定価:本体600円)。短歌の推敲吟味について具体的な例に即して書きました。「こうすれば、もっとよくなる」というヒントがいっぱいです。
【book】はじめての小説『トリアングル』を2004年5月に上梓しました。→『トリアングル』へ
【work】雑誌『短歌』2004年6月号(角川書店刊、俵万智特集号)に新作100首を発表しました。素顔の私を描いたエッセイなども、掲載されています。
【book】「文藝春秋」誌で3年間連載した『愛する源氏物語』が2003年7月、単行本として発売されました。
※8月31日付『毎日新聞』に小島ゆかり氏による書評が掲載されました。(抜粋)「・・・本書は、これまで宙吊りになったままの感じが残る、原作の一首一首の和歌を、俵万智風現代和歌で読み解くことで、王朝時代の恋愛を、また現代のメール交換にも似た当時の和歌交換の心理的応酬を、ぐっと親しいものにした・・・」
※8月3日付『讀賣新聞』朝刊書評欄に文芸評論家・川村二郎氏による『愛する源氏物語』の書評が掲載されました。
(抜粋)「・・・光源氏と紫の上はまあ別格として、この物語の中には少なからぬダメ男やあさはか女が登場するが、彼らのダメさ加減を辛辣に手きびしく裁断してはいるものの、ダメな人間も人間だと見る一種大様な達観が、彼らをやわらかくつつみこんでいる。・・・」
※7月22日発売の『FRaU』(講談社)に、丸谷才一氏との『源氏物語』をテーマとした対談がのっています(丸谷氏は長編小説『輝く日の宮』を上梓されました)。
※文藝春秋のPR誌『本の話』より、担当編集者から一言
与謝野晶子、谷崎潤一郎をはじめ様々な人によって現代語訳が試みられ、多くのファンを獲得してきた『源氏物語』。本書では歌人の俵万智さんが、恋のかけひき、心の通いあい、すれ違いなどを、五十四帖を通じ、和歌を中心に読み解いていきます。
万智さんは「身はかくてさすらへぬとも君があたり去らぬ鏡のかげは離れじ」(光源氏)を「このからだどこまでさすらう定めでもあなたの鏡に残す面影」と訳しています。新しい感覚の解説も新鮮ですが、万智さんならではの和歌の現代語訳も見逃せません。(川田未穂)
→『愛する源氏物語』イメージムービー (
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【works】iモード歌集の過去の作品をまとめ、「一人百首」のページからアクセスできるようにしました。携帯電話からは<http://www.gtpweb.net/uta.htm>にアクセスしてください(無料です)。
【book】2003年5月、作詞家の荒木とよひささんとの共著『恋文』が出版されました。携帯電話やメールの時代に、手紙やはがきでラブレターを交わすという、スローライフのぜいたくさを、味わっていただけたら嬉しいです。
【travel】2001年2月、インドに旅行しました。
インド旅行記第1回です。→インド旅行記第1回へ
インド旅行記第2回です。→インド旅行記第2回へ
インド旅行記第3回です。→インド旅行記第3回へ
インド旅行記第4回です。→インド旅行記第4回へ
【book】『新・おくのほそ道』
【book】朝ごはんの本
【book】2001年2月に『あなたと読む恋の歌百首』文庫版と単行本『ある日、カルカッタ』が出ました。手にとっていただけたら嬉しいです。
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朝日新聞の日曜版に2年間連載した短歌鑑賞+恋愛エッセイです。文庫版用に野田秀樹さんがリハビリ中の病院で解説を書いてくれました。野田さんによると私は「恋愛のミーハー」なんだそうです。(朝日文庫刊) |
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カルカッタ、バリ、フィリピン、京都、ベルギー、プラハ、ラスベガス……。それぞれの思い出を綴った旅のエッセイ集です。(新潮社刊)
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【book】源氏物語をテーマに対談したものが本にまとまりました。『ひかりそへたる』(講談社刊、定価本体1600円=税別)です。どうぞお買い求めください。
また、その映像は講談社と富士ゼロックスが運営する「源氏大学ドット・コム」で配信される予定です。ここでは私の対談の各回の分のほか、瀬戸内寂聴先生をはじめとした、ほかの講師の先生方の講義録や、瀬戸内先生訳の『源氏物語』の各帖もオンデマンド(注文)で製本したものが求められるようになっています。どうぞご覧ください。……「源氏大学ドット・コム」へ
●iモード端末を使う方に向けて(私も使っています)、<俵万智iモード歌集>を作りました。アクセス無料です。
<http://www.gtpweb.net/uta.htm>に気軽にアクセスしてくださいね。(このアドレスを自分のiモードのメール・アドレスに送り、そこからアクセスすると容易です)。
【activity】●2001年も赤い羽根募金に協力しました。→2001年赤い羽根募金へ、→2000年赤い羽根募金へ
●角川春樹さんのお誘いにより 「角川春樹事務所・俳句現代」のサイトで「俵 万智のインターネット短歌教室」を開催しました。残念ながら「俳句現代」が2001年5月号で休刊となるのにともない、教室も終了いたしました。応募していただいた皆さまにお礼申し上げます。
【book】「ちいさい旅 みーつけた」というタイトルで2年間、98回にわたって「週刊朝日」に連載をした旅のエッセイが本になりました。タイトルは『九十八の旅物語』です。旅の空で詠んだ歌98首と平地勲さん(交友録第17回登場)の入魂の写真も収めらています。オールカラー愛蔵版! です。(朝日新聞社刊 定価本体2600円)
文庫は集英社be文庫より(定価本体695円)。私の小さな旅を共有してください。
【travel】ジャパンソサエテイの招きで、年ニューヨークで短歌の朗読とレクチャーをしました。せっかくの機会なので、その前後一週間ほど滞在しました(2000年6月)……→NY旅の絵日記第1回へ……→NY旅の絵日記第2回へ……
→NY旅の絵日記第3回へ
【book】稲越功一さんの写真が素敵な『花束のように抱かれてみたく』の文庫版が発売になりました(角川文庫、定価本体600円(税別)。稲越の花の写真1枚と私の短歌1首とエッセイが組みになり、全部で36の花が楽しめます。
【book】雑誌『中央公論』に連載中の『三十一(みそひと)文字のパレット』の単行本第2弾が2000年4月7日に発売になりました。第1弾同様、装幀は金田理恵さんです。この本は現代短歌の作品を紹介しながら鑑賞を加えたエッセイ集です。現代短歌って、魅力的で意外と面白いですよ。
●2000年3月4日(土)にサーバを移転しました。アドレスは同じです。これまで夜になると皆さんが多くいらしてつながりにくくなる時がありましたが、今後はよりアクセスしやすくなると思います。
【book】エッセイ集『風の組曲』です。→『風の組曲』
【travel】ソウルに旅をしました(1999年夏)。デジカメで撮影した写真とともに旅の思い出を綴りました。→デジカメ絵日記ソウル編目次へ
【book】エッセイ集『言葉の虫めがね』です。→『言葉の虫めがね』へ
【作詞】南こうせつシングル「夕暮れまで」1999年4月21日発売→「夕暮れまで」へ
TVドラマ『チョコレート革命』が1999年2月20日より、NHK総合で放映されました。昨年BS-2で放映され、好評だったものです。→ドラマ『チョコレート革命』へ(1999年2月14日)
【book】『チョコレート語訳「みだれ髪」II』絶賛発売中。→みだれ髪へ<
希土類学会名誉会員に
1998年5月21日、日本希土類会の名誉会員になりました(←写真左、名誉会員証を持つ私)。希土類(もともとは稀土類と書きます)とは、まれな鉱物から発見された元素で、現在17種。磁性材料の研究の専門家である私の父を詠んだ歌が、「希土類という言葉を広め」、学会の名誉学会員の基準「特に功績のあった者」に該当するということで、何だか場違いな感もありますが、この学会にご縁ができることになりました。思いがけないところで不思議なつながりを導いてくれた父は照れているかも知れませんが、これがその歌です。「稀土類元素(レア・アース)とともに息して来し父はモジリアーニの女を愛す」(『サラダ記念日』所収)
四万十大使に任命され、四万十川を訪れました。美しい四万十川の自然をいつまでも!(1998年7月31日補足)→四万十川へ。
季刊『現代短歌雁』で、俵万智特集が組まれました(1998年5月14日)。→現代短歌雁へ。
ビデオ『島田文雄の楽しい陶芸〜入門編〜』に出演
..........東京芸術大学助教授、島田文雄先生の指導のもと、松本侑子(作家)、新井満(作家)、東野圭吾(作家)、加藤美由紀(エッセイスト・料理コーディネーター)、藤原伊織(作家)、そして私の6人の初心者生徒が陶芸にチャレンジするという、ユニークな入門ビデオにに出演。全7巻(各約45分、2520円、販売元=バンダイ・ミュージックエンタテイメント、98年4月20日発売)で、私は「たたらつくり編」の担当。もともとやや不器用なほうですが、(難しいところは島田先生にお世話になって)皿とビアマグの傑作ができあがりました。
この創作風景を荒木経惟さんが撮影し、写真集『陶景゛』(小学館刊、3675円)に結実。作品と写 真をご披露する展覧会『島田文雄と六人の仲間達』も開かれました。
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