GuestGuest4月11日公開予定の映画『SADA』（大林宣彦監督・黒木瞳主演）の試写会・パーティで、あこがれの椎名桔平さんとお話しました（交遊録・第2回）。
椎名桔平さんのこと まず、あなたが今一番好きな俳優さん（女優さん）を思い浮かべてみてください。そして、たまに行くバーの隣の席に、その人を配置してみてください。
「夢の中でだって、そんなラッキーなこと、起こるはずがない！」と思われるでしょう。けれど、起こったのです。私には。もうこれで一生ぶんの運を使い果たしたかと思いました。ほんとうに。
私は、知る人ぞ知る椎名桔平のファンでした。『ヌードの夜』にはじまって、ブレイクした『age 35』、そのほか、とにかく椎名さんが出ているという理由で映画でもテレビでもつい見てしまうのです。ヌードの載った『anan』
も、もちろん買いましたし、それだけでは足らずに電車の中吊りポスターまでゲット。（あ、オンワード樫山のポスターも持っています）。
そしてとある夜、下北沢のとあるジャズバーで、上に記した奇跡のようなことが起こったのです。そのバーへは、数年前からちょくちょく飲みに行っていました。その夜も友人とふらっと立ち寄りました。もう三軒目（！）だったこともあって、けっこう酔っぱらっていたのですが、椎名さんの姿を認めた私は、一瞬にしてフリーズしてしまいました。
マスターがさり気なく紹介してくれたのですが、ほとんど気を失いそう。そして（そのわりにはずうずうしく）私は椎名さんを詠んだ歌を紙に書いて、捧げたのでした。
木曜のドラマ終わればそののちを生きずともよい椎名桔平（歌集『チョコレート革命』所収）
実は『SADA』の試写会も、舞台挨拶に「椎名桔平」の名前が記されていたので、出かけたのでした。これからも、応援するぞー！
第1回 岡部まりさんへ
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